Human Augmentation とは

ヒューマンオーグメンテーション(Human Augmentation)とは暦本純一が提唱するコンセプトで、人間と一体化して能力を拡張させるテクノロジーを開拓してゆくものです。人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化しあう IoA (Internet of Abilities:能力のインターネット)という未来社会基盤の構築を視野に入れ、最先端の研究を学問として体系化していきます。

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個々の人間の能力を高めるもので、外骨格のように構造的に身体能力を増強するもの、機能性電気刺激 (FES) によって筋肉を駆動するもの、義手・義足のように身体機能を補綴するものなどが含まれる。

Presence_03.gif

テレプレゼンスやテレイグジスタンスのように、存在の限界をとりはらい、遠隔地での(共同)作業を可能にするものが含まれる。

Perception_03.gif

視覚や聴覚を技術(ウェアラブルコンピューティングやオーグメンテッド・リアリティなど)で強化する。視覚情報を皮膚感覚などに置き換える感覚置換(sensory substitution) や、他人の感覚を伝送することも含まれる。

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何かを理解したり習得したりするプロセスそのものを拡張するものである。体外離脱視点を人工的に提供することで、スポーツなどの技能習得能力そのものを向上させる研究などがある。


これまでの研究

Jack-In Head: Immersive Experience Transmission by Wearable Omnidirectional Camera with Motion Decoupling

AquaCAVE: Augmented Swimming Environment with Immersive Surround-Screen Virtual Reality

JackIn Space: Supporting the Seamless Transition Between the First and the Third Person’s View for Effective Telepresence Collaborations