Seminar#4 存在の拡張

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東京大学大学院情報学環
ヒューマンオーグメンテーション学(ソニー寄付講座)
第4回セミナー「存在の拡張」

 

概要


昨年東京大学大学院情報学環に開設された「ヒューマンオーグメンテーション学(ソニー寄付講座)」では,人間拡張学という新たな学問領域の開拓を通じて,産業界と教育界を活性化させ,未来を創る人材の育成と強化に繋げていくことを狙いとしています.
第4回セミナーのテーマは「存在の拡張」.これまで「知覚の拡張」・「身体能力の拡張」というテーマでセミナーを行ってきました.今回は存在の拡張をテーマとし,いかにして存在を拡張するかを特集します.
招待講演として名古屋大学戸田智基先生,東京大学鳴海拓志先生をお迎えし,音声信号処理やVR技術などの研究を通して,いかにして存在を拡張するか,どのような存在の拡張があり得るのかなど,基礎的な技術や知見から応用まで幅広く議論します.

日程


日時:
2018年11月29日(木) 14:00 開演

場所:
東京大学本郷キャンパス福武ホール ラーニングシアター
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access/

お申込み:
会場準備の都合上,下記ページからお名前・ご所属・ご連絡先とともに,お申込み下さいますようお願いします.

申し込みページはこちら

タイムテーブル


13:30 開場

14:00 開会挨拶 暦本純一(東京大学大学院情報学環)

14:10 招待講演
戸田智基(名古屋大学情報基盤センター)
「音声変換による発声機能の拡張」

14:40 招待講演
鳴海拓志(東京大学)
「身体拡張から心をデザインする」

15:10 講演
石黒祥生(東京大学 / 名古屋大学)

15:40 パネルセッション

16:15 閉会

 

招待講演


「音声変換による発声機能の拡張」

戸田智基(名古屋大学情報基盤センター)

<プロフィール>
1999年名古屋大学工学部電気電子・情報工学科卒.2003年 奈良先端科学
技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程了.同年日本学術振興 会
特別研究員-PD,2005年奈良先端科学技術大学院大学情報科 学研究科助手,
2007年同助教,2011年同准教授を経て,2015年より名 古屋大学情報基盤
センター教授.博士(工学).音声・音楽・音環境などを対象とし た
音メディア情報処理の研究に従事.IEEE SPS 2009 Young Author Best
Paper Award,2013 EURASIP-ISCA Best Paper Award (Speech
Communication Journal),文部科学大臣表彰若手科学者賞などを受賞.

「身体拡張から心をデザインする」

鳴海拓志(東京大学)narumi_2.jpg

<プロフィール>
2006年東京大学工学部システム創成学科卒業. 2008年同大学大学院学際情報学府修了. 2011年同大学院工学系研究科博士課程修了. 同年同大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻助教. 2016年より同大学同専攻講師,現在に至る.博士(工学). JSTさきがけ研究者.バーチャルリアリティ, クロスモーダルインタフェース, 人間拡張技術等の研究に取り組む. 日本バーチャルリアリティ学会論文賞, ヒューマンインタフェース学会論文賞, 文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞, グッドデザイン賞など,受賞多数.

 

アクセス


東京大学本郷キャンパス福武ホール