Seminar#1 知覚の拡張と能力獲得の未来

東京大学
ヒューマンオーグメンテーション学 ソニー寄付講座
第1回セミナー

2017年度より、東京大学大学院情報学環に「ヒューマンオーグメンテーション学(ソニー寄付講座)」を開設しました。ヒューマンオーグメンテーション(人間拡張)学という新たな学問領域を開拓していくことを通じて、産業界と教育界を活性化させ、未来を創る人材の育成と強化に繋げていくことを狙いとしています。

講座のスタートを飾る第一回セミナーのテーマは「知覚の拡張」

招待講演にヤフーCSO 安宅和人 様・ 東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授 伊藤亜紗 様をお迎えします。知覚拡張の本質からその応用、そして将来の能力獲得・学習方法の可能性について、皆さまと一緒に考えてみたいと思います。


日程:
2017年6月1日(木) 14時開始

場所:
東京大学本郷キャンパス福武ホール 

お申込み:
会場準備の都合上、5月28日までに下記フォームにて、お名前・ご所属・ご連絡先とともに、お申込み下さいますようお願いします。(登録多数の場合、期日前に締め切り、本学学生を優先する場合があります。)

申し込みフォームはこちら


タイムテーブル

13:30 開場

14:00 開会挨拶:暦本純一(東京大学教授・Sony CSL副所長)

14:10 招待講演
安宅和人(ヤフー株式会社CSO)
「AI×データ時代に求められる知性とは何か?」

14:40 招待講演
伊藤亜紗(東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授)
「人間的な人=人インターフェースのデザイン ―障害の介助を手掛かりに―」

15:10 講演:味八木崇(東京大学特任准教授)

15:40 パネルセッション(4名)

16:10 閉会


招待講演

安宅和人

ヤフー株式会社 CSO
「AI×データ時代に求められる知性とは何か?」
データサイエンティスト協会理事。慶應義塾大学SFC特任教授。応用統計学会理事。東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程終了後、マッキンゼー入社。4年半の勤務後、イェール大学脳神経科学プログラムに入学。2001年春、学位取得(Ph.D.)。ポスドクを経て2001年末マッキンゼー復帰に伴い帰国。マーケティング研究グループのアジア太平洋地域中心メンバーの一人として幅広い商品・事業開発、ブランド再生に関わる。2008年よりヤフー。2012年7月より現職。途中データ及び研究開発部門も統括。経済産業省 産業構造審議会 新産業構造部会 委員、人工知能技術戦略会議 産業化ロードマップTF 副主査、内閣官房 第4次産業革命 人材育成推進会議 委員なども務める。著書に『イシューからはじめよ』(英治出版、2010)。

伊藤亜紗

東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授
「人間的な人=人インターフェースのデザイン ―障害の介助を手掛かりに―」
1979年生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともとは生物学者を目指していたが、大学3年次に文転。2010年に東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)。著書に『目の見えない人は世界をどう見ているのか』(光文社)、『目の見えないアスリートの身体論』(潮出版)など。作品の制作にもたずさわる。


アクセス

東京大学本郷キャンパス福武ホール